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2021.02.02

IT

【初の(ほぼ)無人展示!?後期作品展示会『+E展』】

こんにちは!ITカレッジ担当の田中明夫です

今回はITカレッジで先日行われた展示会について書きたいと思います!
この展示会は学生たちが半期の間に頑張って制作した作品を一同に介して展示するイベントで年2回行われています
最初は同級生で見せ合う場だったのが、上級生と下級生が互いに意見交換し切磋琢磨し合う場、そして今では企業の方を招待して意見をもらえたりインターンや就職につながったりと、より良く大きなイベントに変化してきました。

展示会の名も
『世の中に、あったら(+)、良いコト(E)展』
という言葉から「+E展(プラスイーテン)」という名前に変わり続いています。
単に技術の習得を目指すのではなく、自分たちの技術が世の中をどう良くできるのか。
「技術や知識は何のためにあるのか」といった原点を大切にしたイベント名です

今回も前期につづき、新型コロナウィルスの関係で、密を防ぎながらどのような形で互いに見せ合う事が出来るのか担当者で連日、話を重ねた結果、企業様の来校は無くなり、学生のみのイベントとなりました。

とはいえ今までどおりの密なイベントはできないので
その結果……「よし。無人で展示やってしまおう!」という結論に達しました。

無人?????
……ですよね。


オンラインで閲覧できる作品もありますが、そうで無いものはやはり実際に自分で動作させて味あわせてあげたい。
そこで、見学者は時間で交代する「シフト見学」を採用し、展示者はよほど動作や説明のサポートが必要でない限りは原則無人という初めての試みでの開催となりました。

「自分の作品を“自分がいない時に理解させる”」難易度の高いミッションを追加された学生は、試行錯誤しながらなんとか展示までたどり着くことができました。

学生にとっては大変だったかと思いますが、私たち講師陣は「人に伝える事の難しさ」の学びになった学生もいたかな、とポジティブに捉えています

学生たちの中には、もっと見たい!作者の話を聞きたい!という学生もいましたが、それだけ魅力的な作品が多かったという事。本人達がいれば喜んだ事でしょう

9月予定の次回も今までどおりの開催は難しいかもしれませんね…。
どういった形になるのかは分かりませんが、学生達にとって作品を見せ合える場所は、気づきや学び、モチベーションにきっとつながっているはず。

次回も展示会に向けがんばるぞ