ITカレッジ IT開発エキスパートコース(2021年度実施)
「IoT制作演習」
暮らしを便利にするIT技術!
IoTを学ぶ!
モノをインターネット経由で動かす技術「IoT」。近年は、家電や自動車、インフラ整備にも活用されています。
この「IoT制作演習」では、手のひらサイズのコンピュータ「Raspberry Pi」を使いながら、実践的にIoTの開発スキルを身につけます。
学生たちは、モニター画面のON/OFFを操作したり、自身のスマートフォンにLINEメッセージを届けたりするなど、身のまわりにあるモノを制御するプログラムを開発し、実行していきます。
学びを進める中で、学生たちが最も達成感を感じるのは “モノが動いた”瞬間。努力の成果を実感しながら、着実に最先端技術を習得することができます。
ここが注目ポイント
- 1 インターネットを介して身近なモノを動かす「IoT」の面白さを体感できる
- 2 クラスメイトや先生にも相談しやすいフランクな環境
- 3 拡張ボードを使った応用的な使い方も学べる
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小型コンピュータの「Raspberry Pi」。先生や学生たちの間では「ラズパイ」と呼ばれています。授業では一人一台貸し出されます。
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内蔵されたモニターやボタンで動作を確認しながら、開発を進めていきます。
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拡張ボードを使った応用方法も習得。接続することで、機能の幅がぐんと広がります。
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担当の藤原先生が大切にしているのは「学生自身で解決すること」。提案したり、ヒントを与えたりしながら、学生たちの思考を促します。
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授業には藤原先生のほか、チューターの森先生も。学生の「わからない」や質問にいち早く気づいてサポートします。
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クラスメイトに相談しながら解決策を探ることも。助け合い、試行錯誤を繰り返しながら全員でスキルを高めています。
講師コメント
「IoT制作演習」では、ラズパイを使って実際にモノを動かしながら開発スキルを磨いていきます。学生たちは課題を進めていく中で、さまざまなエラーと向き合っていきます。それらを自分自身で解決することによって、「自分の力でモノを動かせた!」というIoT開発の醍醐味を味わうことができるんですよね。
IoTは身近な家電のみならず、農業のフィールドでも活用されはじめており、今後も各業界でニーズが高まっていきます。学生時代にIoT開発を学んだという経験は、これからのIT業界を担う一人として大きな財産になります。この授業でIoTのおもしろさに触れながら、楽しく技術を身につけていきましょう。
藤原先生
受講中の学生インタビュー
IT初心者の私でもIoT開発ができるように!
IoT開発の魅力は、「モノが動く」という目に見える成果のあるところだと思います。何度もエラーが起こるのですが、一つ一つ解決してうまく動かせた瞬間は本当に嬉しいですね。先生に相談したり、クラスメイトと協力したりしながら進めていくなかで、最後までやり抜く粘り強さが自然と身に付きました。
私は高校生時代に簿記を学んでいたので、まったくゼロの状態からIT開発を学び始めました。ECCコンピュータはどの授業も初心者にあわせて丁寧に指導してくれるので、IT未経験の方でも着実にステップアップすることができますよ。
宮脇さん
IT開発エキスパートコース[4年制]3年生
(和歌山県)神島高等学校