ITカレッジ IT開発エキスパートコース(2020年度実施)
「UNIXサーバー構築演習」
現代のITを支える「サーバー」
その構築とコントロールを実践的に学ぶ
「サーバー」という言葉、一度は聞いたことがある人が多いはず。サーバーの役割は様々なデータを保管しながら、利用者の要求に応じてデータを提供(=サーブ)すること。SNS、音楽・動画配信、オンラインゲームなど、私たちが日常的に触れているものの多くがサーバーによって支えられています。この授業では基礎的な知識はもちろん、UNIX(ユニックス)と呼ばれる制御用のプログラムの使い方まで、自らの手でサーバーを構築していくための実践的なスキルを学びます。年々需要が高まっているサーバーエンジニアを目指す人には必須の授業です。
ここが注目ポイント
- 1 初歩的なところから、着実にステップアップできる!
- 2 最もポピュラーなサーバー用プログラム=UNIXの操作スキルが身につく!
- 3 リラックスした、質問のしやすい授業環境
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授業を担当する角野先生。柔らかく平易な語り口が学生たちからの支持を集めています。
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UNIXは歴史が古く、Macなどさまざまなパソコンの土台になっているため、そのスキルはサーバー以外でも広く使うことができます。
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丁寧に作り込まれたオリジナルの資料も配布されます。
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UNIXでは「コマンド」と呼ばれる英文のような命令文を入力します。学生たちは手慣れた様子でカタカタと指を走らせていました。
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質問がしやすい授業環境に加えて、戸惑っている学生には教員が声をかけてサポート。
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表示されているのは、課題の中で実際に立ち上げたWebサーバーのテストページ。
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困ったときは学生同士でも教え合いながら、互いのスキルを高めていきます。
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クラス全員が集中して課題をクリア。ホッとした空気のなか、思わず雑談に花が咲くひとときも。
講師コメント
UNIX系の操作は、よく見かけるパソコンのようにマウスでクリックしたり、スマホのようなタッチパネルで動かしたりするような直感的なものではありません。英文のような文字列が並んでいて、最初は取っ付きにくいと感じるかもしれませんが、使いこなせるようになると世界がグッと広がります。何より素早くキーボードだけで操作する姿は、まさにITのプロ!という感じでかっこいいですよ。UNIX系のサーバーは今でも業界シェアの大半を占めているので、構築スキルを身につければ、必ずITの現場で活躍できると思います。授業では初歩の初歩から丁寧に指導しますので、ぜひ一緒に勉強しましょう!
角野先生
受講中の学生インタビュー
最初は慣れなかった操作方法も、かなり理解できるようになった
サーバーは目に見えないし、テキストだけの「コマンド」をキーボードに打ち込んで動かしていきます。そのため、自分の中でイメージしながら進めないと分からなくになってしまいます。初めて自分で構築したサーバーでウェブサイトを見ることができたとき、インターネットアクセスの仕組みを体感できて、すごく楽しかったです。またプライベートで使っているMacはUNIXから発展したシステムなので、自宅で作業している時も授業で習ったことが活きています。
角野先生はとても優しくて、分からないときにいつでも教えてくださる信頼できる先生。この授業に限らずですが、自分から学ぶ姿勢があれば、どこまででも応えてくれるので、積極的に先生を頼ってみるのもいいと思います!
二宮良太さん
IT開発エキスパートコース[4年制] 3年生
(兵庫県)須磨東高等学校 出身