
ゲーム
クリエイター
甲子園とは?
全国の高校生や専門学校生が参加する、学生を対象としたゲーム制作コンテスト。自分のアイデアを形にしたゲームを制作し、技術力や創造性を競い合います。審査員には、業界のプロフェッショナルが揃い、優秀な作品には企業からのオファーやインターンシップのチャンスも。夢を追い求める学生たちにとって、ゲーム制作の世界での第一歩を踏み出す絶好の機会です。




2025

ほっとした気持ち。
そして、支えてくれた人への感謝。
小椋くん
ゲームクリエイターコース
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- 受賞おめでとうございます!
率直な感想は? - 嬉しいよりも「ほっとした」という感情の方が大きかったですね。1年生から徐々に順位を上げていたこともあり、周囲からの「次は大賞だね」という声にプレッシャーを感じていました。前日までは不安で溜息ばかり。大賞で名前を呼ばれた時は、安堵に包まれました。授賞式では賞金をいただき、ホクホクした気持ちで帰宅。パソコンを起動したらなんと故障して…。賞金はその日のうちに新しいパソコン代へと消えてしまいました。
- 作品のこだわりポイントは?
- ゲーム初心者でも楽しめるようにしたかったので、マウス1つで操作できることは死守したいと考えていました。他にもユーザーがより楽しめるように、画面上の動きを増やしたり、敵の出現頻度を高めたり。攻撃の方法を考え直すなど工夫を凝らしました。プログラム構造が複雑になる中で、操作性をよくするためにデータを軽くする必要があり、その点を常に頭の片隅に置きながら作業することには骨が折れました。
- コン専高等部で過ごした
3年間はいかがでしたか? - 私立中学に入学したものの、うまく馴染めず、起立性調節障害を患ったこともあり1年生で退学。フリースクールに通いました。高等部に入学当初は、昼からの授業にさえ間に合わない日もありましたが、チーム制作が始まるにつれ責任感を持つようになり、遅刻は減りました。「ゲーム」はただの娯楽と思われがちですが、ここは自分の「好き」を評価してくれる環境があり、同じ志を持つ仲間たちと過ごせたので楽しかったです。
- 保護者の方へメッセージをどうぞ!
- いわゆる「普通」の進路から外れてしまった時期もあり、それでも自分を認めて支えてくれた親にはとても感謝しています。遠方の授賞式にも同行してくれ、ともに大賞の感動を分かち合いました。これからも変わらず、あまり期待はしすぎずにそばで見守ってくれたら嬉しいです。長生きしてほしいですね。これからもよろしくお願いします。
- 将来の目標を教えてください!
- 最低でも5千年くらい生きたいです。自分の脳みそだけでも、電流で繋がれてホルマリン漬けされているような…。いつか、自分の制作したゲームで遊んでくれた人が「続編をやりたい!」と熱望し、脳みその自分を起こしてくれるような超大作のゲームを作りたいと思っています。
2025

信じて、見守る。
それが1番の応援でした。
小椋くんの保護者様
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- お子さんが受賞した
ご感想を教えてください! - 初めて応募した1年生の時は、大会の存在自体知りませんでした。2年生で2位を受賞した際、もちろん嬉しかったのですが、次の大会への不安が頭を過りました。もっといい作品ができるのか、受賞できるのか。本人の胸の内を考えると、親としても心配が募りました。授賞式では最後まで名前が呼ばれずドキドキ。大賞が決まった時は本当に安堵しました。大会を通じ、成長した姿も見られたので挑戦してくれて良かったと思っています。
- 普段はどのように
接していましたか? - ゲーム制作中は、自宅では自室にこもっていたので様子は分かりません。たまに「最近どう?」「大会には応募するの?」と声をかけていました。今までは学校が終わるとすぐに帰宅していましたが、大会の前は毎日帰りが遅かったですね。何をしているのか尋ねると「先生に質問していた」と話してくれた時は、目標を達成するために苦手なコミュニケーションを取って頑張っていると知り、感動。陰ながらその背中を応援していました。
- 将来、お子さんには
どんな人生を歩んでほしいですか? - これまで学んだことを活かし、ゲーム業界へ進んでほしい想いもありますが、普通の社会人として自立してくれたら十分です。立派じゃなくていい、大物にならなくていい。小さな望みかもしれませんが、自分で考えて、自分の力で生活をしてくれたら嬉しいですね。
2025

最後までやり切れるようになった。
その変化が嬉しかったです。
北口先生
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- 小椋くんはどんな生徒さんですか?
- 入学当初は寡黙で、ひとりで黙々と作業している印象がありました。アイディアマンで、身近なものもヒントにしてゲームを企画していたので、先生たちの中でも度々話題に上がっていましたね。ただ新たな発想が次々と浮かぶ反面、ひとつのものを完成させるのが苦手。小椋くんと2人、「作品を仕上げること」を目標にしようと決め、大会に応募したのが始まりとなり、3年間作品に向き合い続けました。大賞に輝いた姿には感無量でしたね。
- 3年間を通し
小椋くんの成長を感じた出来事は? - 1年生の時は「エントリーのやり方が難しいからやめたい」「授賞式の会場が遠いから行くのは…」と消極的な様子も見せていました。3年生になった今では、自分から主催者側への連絡を取ったりするなど自立した姿に感動しています。大会への参加を重ねるにつれ、コミュニケーション能力も高まりましたね。試遊会での説明や、授賞式でのコメントなど、人と話すことが目に見えて上手になった印象です。
- コン専に進学する
小椋くんへメッセージをどうぞ! - 中学校に馴染めなかったと聞いていたので、学校そのものを楽しんでくれるか不安でした。入学後、「好きなことに没頭できる」と通学してくれ、こうして大きな花を咲かせてくれました!授賞式では3年間の思い出が走馬灯のようによみがえり、つい涙が。よく頑張ったと思います。小椋くんは自分の力で考えて、自分から行動ができる生徒さん。自分の好きなものには忠実に、そして大きな野望を叶えてほしいと心から思っています。













