ゲームクリエイターコース 1年
エントリーしようと思ったきっかけは?
入学当初から、1年生の間にコンテストにエントリーするつもりでした。「ゲームクリエイター甲子園」は担任の先生の勧めで応募。私は間延びすると飽きてしまう性格なので、申し込みや応募などの締め切りは良い刺激に。集中して作業をすすめることができました。
この作品のアイデアはどこから生まれたのですか?
中学時代に時間をかけて作っていたゲームもWindowsを再現したものだったので、着想はそこからです。このコンテストの話を先生たちから聞いた3、4ヵ月前からなんとなく構想が浮かび上がり、形になっていきました。
作成するにあたり大変だったことについて教えてください!
途中まで作ったものをばらし、一から組み立て直すことが1番大変でした。想定外の機能が必要となり、それに合わせて環境も変更せざるを得なかったからです。しかし、今回はそれほど苦ではありませんでした。1度できた作業に不安がなかったからだと思います。同じ作業を繰り返すことにもストレスはありませんでした。
授業で役に立ったことはありますか?
客観性の大切さです。特にデザインの表示レベルについての助言は役に立ちました。ハエの大きさを最初はかなり小さくしていたのですが、かなり難易度が高いことに気づかされました。今回のコンテストを通して、プレーしてもらう人の気持ちに立って考えることの大切さが分かりました。
作品を作る過程で自信につながったことはありますか?
ゲームを作る過程は、調べたり工夫したり試行錯誤の連続。おかげで新しい機能をたくさん覚えることができました。これらの機能を使えば、次にゲームを作る時は効率化を図ることができる。Unityでのゲームづくりに自信が持てました。
ベスト8まで選ばれたと知った時、保護者さまはどんな気持ちでしたか?
エントリーするまでの過程をそばで見ていたので選ばれたと報告を受けた時はとても嬉しかったです。ただ大会の事をあまり知らなかったので周りからベスト8に選ばれた事が光栄な事だと聞いてからは日々喜びと頑張った努力が認められて良かったなと思います。
入学する前と後では、お子さまにどのような変化や成長があったと思いますか?
入学前はなんでも受け身な所がありましたが入学後は学校が楽しいのか自己管理もしっかりし授業もわからないことがあれば検索し理解することに努めようとする様になりました。
家族内であった印象的なエピソードを具体的に教えてください!
制作は自室に籠ってしていたのですが時々行き詰る事があった様です。しばらく様子を見ていたのですが学校の自習室を利用して制作する様になりました。自習室では集中できる環境で制作がはかどるらしく最終下校まで残り制作に集中し帰宅してからは息抜きをして自分なりに切り替えする方法を見つけるようになりました。
高校選びに悩んでいる生徒やそのご家族に、保護者さまからのメッセージやアドバイスをお願いします!
高校を選ぶときにたくさんの選択肢があり悩みました。親の希望と子供の希望の違いがあり葛藤する事も多々ありました。子供の性格ややりたいことを把握し話をたくさんし実際に通学し学ぶのは子供なので子供の希望する方向を選択し学校を探しました。その結果今毎日 楽しく通学しているうえに大会で選ばれるようになりあの時の選択は間違っていなかったと痛感しています。
これから学んでいくお子さまに一言、応援のメッセージをお願いします!
ゲーム制作に携わりたいと思うならこの学校は最適な環境です。先生も友達も先輩も優しいです。素晴らしい環境で一緒にゲーム制作に切磋琢磨してください。
具体的にどのあたりが評価につながったと思いますか?
小椋くんはCGアートも得意で、ゲームの背景はドットで模写した絵を画面に落とし込むなど、細かい作業が光っています。ほかにも生活のいろんな所からインスピレーションを得てゲームに活かすなど、ほかの人とは違う視点が評価につながったのではないでしょうか。
高校生の作品において、小椋くんの長けている所はどのようなところでしょうか?
小椋くんはとても貪欲。いろんな学生の作品に触れて刺激を受けています。一般的に、小椋くんのような職人タイプは、オリジナリティにこだわる人が多く、「自分が作ったゲーム以外は興味がない」という人もいます。そのなかで、仲間が作ったゲームの良い所を吸収できるのは凄いと思います。