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ゲームカレッジ教員の徳田です。

去る6月27日（金）、株式会社スクウェア・エニックスの土田善紀様をおむかえして特別授業＆作品講評を実施しました。
土田様は現在、サウンド部に所属、テクニカルディレクター/プログラマとしてスクウェア・エニックスで制作する様々なゲームに携わられています。またCEDEC運営委員会や国際ゲーム開発者協会日本（IGDA日本）など様々な活動もされています。

今回の特別授業には200名近い学生が出席。
何とかみんな教室に収まりましたが、熱気ムンムン、学生たちの関心の高さが感じられました。

土田様の講演内容は「ゲーム業界を目指す学生に伝えたいこと」。
ゲーム業界とはどんなところ？ゲーム業界に入るにはどうすればいいのか？
いまやネット検索すればいろんな情報を得ることができますが、ネットでは得られない現場の生の声を話してくれました。

土田様の学生時代からスクウェア・エニックスに入るまでの経緯（波乱万丈でした！）、世間で思われているゲーム業界に対するマイナスイメージ（えっ！？）、実際に業界で働いていて感じるプラスイメージ（楽しそう！）など、そんなことまで話していいの？という感じで赤裸々に語ってくれました。もちろんどんな業界にもプラスマイナスはあるもの。大変な部分はあるものの、プラス面はそれ以上に大きく、ゲーム業界で働くことがむちゃくちゃ楽しくてやりがいがあるということが伝わってきました。まさに現場の生の声、ここでしか聴けない話にすべての学生が聴き入っていました。

また、スクウェア・エニックスに入るにはどうすればいいのか、どういう心がけで何をすればいいのかも示してくれました。
想像もできないぐらいかなりの狭き門ですが、それは単にマッチングがうまくいっていないだけ。能力さえあれば入ることができる。そのためには、とにかく圧倒的な量をこなす、そのために必要な才能はたったひとつ。積み重ねる努力を好きになれることなど、さすがプロ！と思わせる内容でした。

やっぱり現場で走り続けている方の言葉は説得力があります。同時にそういう会社に学生を採用してもらっているECCコンピュータ専門学校って、あらためてすごい！と感じました。

講演の後は学生作品の講評を行っていただきました。
「まさにプログラマが技術を示すために作った作品」とか「これもう就職作品でいけるんじゃないの」といったお言葉をいただいた作品もあり、大いに学生たちの励みになりました。
特別授業と作品講評が終わった後も、質疑応答にお時間を取っていただき、かなり長い時間、学生たちに囲まれていました。

話もわかりやすく、学生の質疑応答にも丁寧にお付き合いいただき、今回の特別授業に参加した学生にとってはかなりのモチベーションアップにつながったと思います。土田様、ありがとうございました！

また参加した学生諸君。
特別授業の教えを活かせるように「今日」から何をすればいいのか考えて行動しましょう！
 

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