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2013.08.09

ゲーム・クリエイティブ

“2D fantasista 渡辺雅央 氏” 来校!「ゲーム制作トレーニング」

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8月はあと3回!
8月10日(土)
8月25日(日)
8月31日(土)
 

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ゲームカレッジ教員の徳田です。
ゲーム開発エキスパートコース/ゲームプログラム専攻[4年制]には「ゲーム制作トレーニング」という授業があります。ゲームプログラムのアルゴリズムを考えたり、過去のゲームを自分で再現したりして、ゲーム制作に必要な実践的なプログラミング能力を鍛えていこうという授業です。ちょうど前期終了時に「こんなゲーム作ったよー」という発表会があったので覗いてきました。

お題はかの有名な「パックマン」、敵キャラごとに行動に特徴があり、アルゴリズムの勉強をするにはちょうどいい題材です。学生が順番に自分の力作を発表していきます。


「パックマン」を再現することにこだわった作品から、プレイヤーにも特徴を持たせてセレクトできるようにしたもの、3D迷路のようなマップで制作したものなど様々な「パックマン」が披露されました。中には武器として「剣」と「注射器(!?)」を持っているものなど、「もはやパックマンじゃねー」といったものまでありました。またゲームだけでなく、マップエディターを作った学生や、ステージを3Dモデルで作成して「ラプラスフィルターでエッジ検出してガウスフィルターでネオン管の表現をしました!」といった猛者までいました。

そしてなんと、なんと!
今回の発表会に“2D fantasistaの渡辺雅央氏”が来てくれました!渡辺氏といえば、㈱サイバーコネクトツーでゼネラルマネージャーを務めておられた現役バリバリのクリエイターです!

学生の発表を見ながら、ひとつひとつ丁寧に、そして熱意のこもったアドバイスをしていただきました。「この表現はユーザーのやる気を引き出していいね」とか「ここをこうすればプレイの仕方がわかりやすくなるよ」といった作品指導から、発表のときの話し方なども「こういうふうにアピールすると就職の面接で活きてくるよ」といった面接指導(?)まで幅広くアドバイスをいただきました。

最後には「ゲームそのものは簡単だけど、こういうものを制作していくことによって、今後の制作に活かされる」「ユーザーが喜ぶ表現を取り入れたり、見ていて面白い、遊びたいと思わせたりすることが大切」といったお話もしていただき、現役クリエイターの言葉を聴き逃すまいと学生たちも熱心に耳を傾けていました。

今回いただいたアドバイスは、学生の今後の作品制作にきっと活きてくることでしょう!