ECC PLUS vol21

『ECC Global Education Awards 2020』
日時 :2020年2月5日(水)13:00~17:00
会場 :常翔ホール(大阪工業大学梅田キャンパス OIT梅田タワー3階)
本選出場者 :14組(うちECCcomp.から2組)
姉妹校に外国語の専門学校(ECC国際外語専門学校)を持つECCcomp.では、実はすべてのコース・専攻で英会話が必修科目。さらにネイティブ講師と会話を楽しみながら語学力を磨ける英会話学習空間「EGP(ECC Gaming Plaza)」など、語学力と国際感覚が身につく授業や専用スペースを用意しています。

日頃の語学学習の成果を発表する機会が、ECC国際外語、ECCアーティスト美容との3校合同で行われる「ECC Global Education Awards(以下GEA)」。出場者は普段の学生生活で得た自身の「成長」をテーマに、英語か日本語のいずれか(母国語以外)で発表を行います。
周 青华さん上野 剛史さん
各校の予選を勝ち抜き、ECCcomp.から本選への出場を果たしたのは、中国からの留学生・周 青华さん(写真左)(Webデザインコース・Webエンジニア専攻[2年制])と上野 剛史さん(写真右)(CGデザインコース・アニメ・イラスト専攻[3年制])の2人。元々、人前で話すことがあまり得意ではない…という2人のチャレンジの様子をレポートします。
01
「グローバルクラスならではの体験」
周 青华さん
全14組の出場者のうち、4番目に登場した周さん。留学生が多く、クラスでは英語、中国語、ロシア語、ベトナム語など8か国語が飛び交っているというECCcomp.ならではのグローバルなモノづくりの環境について、日本語でスピーチを行いました。

各分野で高度な専門技術が求められるゲーム・IT業界の制作現場では、プロ同士が連携して作品を完成させる「チーム制作」が主流。そのためECCcomp.では学生時代からさまざまなプロジェクトを「チーム制作」で進めています。「チーム制作」において最も大切なのは“スタッフ間のコミュニケーション”。言葉も文化も異なるチームメイトたちと協力して制作を行うのは、最初はとても大変だったと言います。
周 青华さん
しかし、チームの仲間それぞれがお互いの性格や考え方の違いを理解し受け入れることで、笑顔の絶えないチーム、クラスになってきたそう。なかでも日本人の学生は、さまざまな国から来た留学生たちを結びつける「接着剤」のような役割を担ってくれているのだとか。

入学当初は授業の分からない点を人に聞いたり、会話内容をメモに取ったりすることが苦手だった周さんですが、ECCcomp.のグローバルな環境に身を置き、言葉や国を越えてお互いを理解し合う体験を通して、成長することができたと言います。
周 青华さん
ITカレッジの学生が企画・運営を行う作品発表会「+E展」の公式Webサイトの制作にも携わっていたという周さん。GEAの直前まで「+E展」の準備に忙しく、なかなかスピーチの練習時間が取れなかったそうですが、モノづくりの現場はもちろん、これからのグローバル社会において欠かせない「自分を語る力」「違いを理解する力」の重要さを、自らの経験と成長を通して伝えてくれました。
02
「Differences:What I learnt in Finland」
上野 剛史さん
全出場者のトリを務めた上野さんは、昨年、7泊9日のフィンランドゲーム留学に参加しました。現地フィンランドやベトナム・韓国・ケニアからの留学生と3日間でゲームを共同制作するという課題を通して、異なる言語・文化・年齢・個性を持つ人たちと協働する難しさと、それを上回る面白さや可能性を実感できたそうです。

「出発前は日本とは異なる現地の気候や食事、文化、何より現地の学生とうまくやっていけるかどうかがとても不安だった」と上野さん。しかし実際に現地の学生と交流してみると、見た目や国籍、言語が異なっても「ゲームが好き」という気持ちでつながることができたそう。
上野 剛史さん
さらにゲームの制作過程で、プランナー、プログラマー、デザイナー、アーティスト、ミュージシャンなど、さまざまな立場の人と関わり、同じ目標の達成に向けて協働することの楽しさと達成感を味わいました。

これからのグローバル社会のなかでも、共通点を探して結びつき、お互いの違いを尊重することで、より大きな成果を得られることに気づいた上野さん。海外での就職も視野に、これからの学生生活をもっと頑張っていきたいという思いを、しっかりと英語で語ってくれました。
上野 剛史さん
審査の結果、上野さんは”優秀賞”を受賞。目標に掲げていた大賞には一歩届きませんでしたが、ECC国際外語専門学校の学生をはじめとする強力なライバルたちと堂々とわたり合い、見事、苦手を克服できたのではないでしょうか。
語学力はもちろん、スピーチの内容や聴衆を引き込む話し方、プレゼン資料の作り方、質疑応答でのとっさの対応力など、さまざまな力を試されるGEA。500人を超える観客からは、出場者たちの努力と経験に基づく貴重な提案に対して、大きな拍手が送られました。この経験が全出場者の大きな自信になったことは間違いありません。

これからのゲーム・IT業界で長く活躍していくためには「国際力」が必要不可欠。留学生や外国人の先生と交流できる機会が多いECCcomp.なら自然と国際力が身につきます。ぜひGEAにもチャレンジしてみてください。
学生作品ギャラリー
オープンキャンパス
資料請求
アクセス
TEL