高校は、同級生の9割が大学進学を希望するような進学校。僕も3年生の春までは大学進学をめざしていました。もともとは大学で空間デザインについて勉強したいなと思っていたのですが、たまたま妹が持っていた専門学校のパンフレットに目を通したのが進路変更のきっかけです。
「専門学校なら実践的な技術が学べそう」と思い、ゲーム制作にも興味があったので色々な学校のオープンキャンパスに参加しました。なかでもECCコンピュータは少人数制やチーム制作など、独自の取り組みを通じて成長できそうだと感じました。
その後進路変更について担任の先生には何度も相談にのっていただき、自分でも十分考えた上で、ECCコンピュータへ入学しました。
はじめは何を頑張ればいいのかもわからず、正直、入学直後は不安の方が大きかったですね。今から思えば、高校と違って自主性が求められる環境に少し戸惑っていたのかもしれません。
そんな時、学内外のコンテストで結果を出している先輩たちがめぐまれた設備や親身な先生たちなどECCコンピュータの環境をフル活用している姿を見て「初心者だからって、引っ込み思案ではいられない!」と思い直しました。
それからは学校でも、家でもCG制作に没頭する毎日。夏休みもできる限り学校に来て、先輩や同級生と一緒に作品作りに取り組んでいます。
これまでの授業を振り返って、一番タメになったと思うのはプログラマやプランナーなど他分野の学生と共同制作する「ゲーム制作総合演習」ですね。「企画にあったデザインか」「プログラミングしやすい作りになっているか」など、CGデザイン以外の分野のことを考える必要がある。多くのスタッフが連携するプロの現場で求められる「チームワークの大切さ」に気づけたのは大きな収穫でした。高校時代の同級生から大学生活の話を聞くこともありますが、うらやましいと思ったことはありません。専門学校にくらべて授業の数が少ないので、自分の場合、ダラダラ過ごしてしまいそうで。課題に追われて忙しい時もありますが、充実していますよ!
オノマトペ(擬音)で敵を吹っ飛ばすゲームです。音が当たった時のヒットストップや画面振動などのプレイヤーを気持ちよくする演出や画面移行の演出にもこだわりました。
◎チーム名:「クレイジーボーイズ」
ディレクター1名/メインプログラマ1名/
サブプログラマ1名/アートディレクター1名
◎使用したソフト・アプリケーション
◎制作日数:約2カ月
「みんなが行くから」で何となく決めた大学進学。入学してすぐ、将来に対して不安を感じるようになりました。社会学や経済学、法学など色々な分野の授業がありましたが「仕事にどう役立つのか?」が僕にはイメージできませんでした。そんな時、ECCコンピュータに進んだ友だちから「学校が楽しい!」という話を聞き、試しにオープンキャンパスに参加してみることに。
一番印象的だったのは、先生ですね。体験授業を通じて学生がやりたいことをバックアップしてくれる姿勢が伝わってきました。ここなら自分の将来につながる勉強ができると思い、大学を辞めることを決意しました。
実際に入学すると、大学との違いを感じることが多かったですね。まず感じたのは、先生との距離の近さ。大学の場合、先生一人で学生100人以上に講義する授業もあるなど、学生一人ひとりをきめこまかくサポートするという感じではありませんでした。
その点、ECCコンピュータは少人数制なので、少しでもわからないことがあれば気軽に質問できます。
クラスメイトの雰囲気も違います。大学は自由な時間が多い分、勉強へのモチベーションは様々です。専門学校は「学ぶ目的」がハッキリしている学生が多いのが特徴。「自分も頑張らないと!」と自然に思える環境です。
授業のなかで印象に残っているのは1年前期の「クリエイティブワーク(Web)演習」ですね。企業の方をお招きして自分の作品を見てもらう機会があり、2社からインターンシップのお誘いを受けました。まだまだ自分のデザイン力に自信がなかった頃だったので、プロに認めてもらえたことは大きな励みになりましたね。それからもデザイン・プログラミングなどWeb制作に必要なスキルを磨き続けて、今年の春には大手Web制作会社から内定をいただくことができました。
4年前、将来が見えなかった僕がここまで成長できるなんて、入学する前は想像もしていなかったですね。
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◎使用したソフト・アプリケーション
◎制作日数:約60時間+7時間(リニューアル)