IT
2012.11.14
【ITカレッジ】選択授業「LPIC対策授業」
放課後もしっかりサポート
ITカレッジの吉田です。
2012年度後期選択科目「LPIC対策」授業の紹介です。
10月から金曜5時間目に選択科目「LPIC対策」が始まりました。LPIC(Linux Professinal Institute Certification)とはLinux技術者認定試験のことです。Linux(リナックス)とはみなさんのパソコンで使っているWindowsと同じOS(オペ―レーティング・システム=基本ソフトウェア)です。インターネット関連のサーバでは50%を超える圧倒的なシェアを占めています。
(参考サイト:圧倒的なシェアを占めるLinux→「コチラ」 )
LinuxはWindowsとは違い「オープンソース」といって無償で入手できます。しかしあまりパソコン用には使われていません。Linuxはもともとマウスを使わないOSで、キーボードで「コマンド」というものを打って実行させるものだからです。現在はLinuxでもグラフィカルな画面をマウスで操作できますが、サーバ用途ではコマンドを使って様々な操作をします。
つまり、インターネットサーバを管理・運用する仕事をする場合、Linuxのコマンドの使い方をマスターしておく必要があるのです。
LPIC資格ではLinuxの基本的な操作とシステム管理を学ぶことができ、それらは世界共通基準で認定されています。そのため、ITエンジニアが取得したい資格としては7年連続でNo.1になっています。
人気の高い資格ですが、昨今誰もがマウスでアイコンをクリックしパソコンを操作するご時世です。コマンドをキーボードで打ってサーバーを遠隔操作するといったことには慣れていません。
例えば、以下のコマンドは何を示しているでしょうか?(答えは画面下に)
# rm -rf /etc
普通の人は何のおまじない?という感じかもしれませんが、Linuxサーバー管理者ならゾッとするコマンドです。
授業では、専用のLinuxターミナルサーバに学生全員がログインします。学生は実習室のWindowsパソコンでTera Termというターミナルソフトの画面からコマンドを打ち込みマスターしていきます。
どういったコマンドを打つかプロジェクタからは見づらいので、kibitzコマンドでターミナル画面を共有し、講師の打つコマンドが手元の画面でわかるようにしています。
また画面をずっと見ることが多くなるため、プロジェクタに映したPowerPointスライドもTeamViewerというアプリで画面共有し、全員が授業の内容を画面上で共有できるようにしています。
マウスやタッチパネルが多く使われる現在では、コマンドでコンピュータを操作するということはわかりづらく面倒な作業かもしれません。しかし、だからこそLinuxを操れる人が仕事で重宝され人気の資格となる訳です。
ECCコンピュータ専門学校では、アカデミック認定校としてLinuxに精通した人材を育てる授業を行っています。
(参考URL:「アカデミック認定校」)
(「# rm -rf /etc」の答えです。
root(ルート)管理者がファイル削除コマンドでシステム設定ディレクトリを強制的に削除する。再起動すればサーバーが起動しなくなるでしょう。)
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