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2020.11.30

IT

技能五輪全国大会(愛知大会、ITネットワーク管理)

ITカレッジ担当教員(ネットワーク研究会 顧問)内山です

11月13日(金)~11月16日(月)に愛知県の常滑市で実施された技能五輪全国大会にIT開発エキスパートコース(ネットワークエンジニア専攻)の3年生が出場しました
日程は
4日間で開会式・事前説明、競技(2日間)、閉会式でした。

今回の大会は58回目の開催でしたが、コロナの影響で例年とはちがう雰囲気の中開催されました。
出場職種は、前回大会と同じく「ITネットワークシステム管理」!!


本校学生からは過去に4度の出場がありましたが、例年より出場者は少なく社会人と学生が半々くらいの割合に。

私の方は、今回で6回目の引率で、主査の先生や問題作成の先生、他校の先生とお会いするのは久しぶりでまずは挨拶からでした。一方、学生は今回予選が開催できなくて、推薦という形で出場したため、少し周りの雰囲気に緊張気味でしたfrown

初日は朝から競技についての事前説明や機器の下見、午後からは開会式で例年通りでした。

初日のトラブルシューティングのネットワーク・サーバに関する資料が渡され
ました。その日は、その資料を見ながら翌日のトラブルシューティングについて学生と予想していました。
例年と違い、今年度の開会式、閉会式はオンラインでの実施でした。

ITネットワークシステム管理の競技は2日間でなんと9時間で行なわれます。多くのサーバやネットワーク機器(ルータ、スイッチ、ファイアウォールなど)をすべて一人で構築します。

競技1日目の午前の競技は2時間のトラブルシューティングでした。学生の前にモニターが置かれ、今どのようなことをしているのか私たちも見れるように
なっていました(例年通りです)。
2時間経過後いったん昼休みに。午後は4時間の競技で、ネットワーク機器やLinux系のサーバの構築がメインでした。

2日目は3時間の競技でWindowsサーバーを中心とした内容でした。
ボリュームも多く難易度の高い(学生には特に難しい)課題でした。競技の内容や詳細は学生と振り返りを行いました。
例年通りやりごたえのある問題のように感じました

今大会の競技会場は複数に分かれており、コロナの影響で直接見学できる種目は少なかったですがオンラインで見ることができたので時々他の種目も見ていました。結果は残念ながら社会人が上位を独占して、入賞はできませんでしたが、大会は難易度も高く、参加した学生はよい経験ができたのではないかと思います。
3年生なので来年も挑戦して欲しいと思います。また、このような経験はあまりできないので特に後輩たちに伝えていってもらえれば良いかと思っています。

来年度も続けるように頑張って欲しいと思っています