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2020.02.27

ゲーム・クリエイティブ

フィンランドゲーム短期留学(ゲーム会社訪問編)

オウルの新しいビジネス交流施設を見学。日本語による解説で学生も一安心w

オウルゲームラボで学生が作ったゲームを試遊する学生たち。やっぱりうまい。

卒業生たちが設立したゲーム会社で記念撮影。当時学生だった人と2年ぶりに再会。


【第3回】オウル・ゲーム会社訪問編

3日目はコッコラから150㎞離れたオウルへ行きました。オウルは北欧のシリコンバレーと言われるほどのIT先進都市で、ゲーム会社もフィンランドで2番目に多くあります。

日本の新幹線のような大きな電車で2時間弱移動。初めての海外鉄道旅行にみんなテンションが上がります。到着後、まずはビジネスオウルの日本人職員であるTakakoさんの案内で、産学官連携のビジネス交流施設を見学

フィンランドは自分で会社を立ち上げることを推奨しており、この施設で人々が出会うことで新しい産業が生まれることが期待されます。そして、昨年・一昨年とお世話になったオウルゲームラボを訪問。諸事情でいまは学生がいませんが、卒業生たちが開発中のゲームを試遊させてもらいました。去年9月の東京ゲームショウで出展していたアクションゲームですが、あの時とは比べ物にならないくらい進化した出来栄えにびっくり。フィンランド大学生の潜在能力の高さをうかがえました。


つづいて、同じ敷地内にあるゲーム会社2社を訪問。一つはフィンガーソフトというスマホゲームに強い会社、もう一つはレジスタンスゲームというPCゲームを開発中の会社です。

どちらの会社も開発中にリフレッシュできるように、ゲーム機・ダーツ・ビリヤードなどの遊び場が備えており、お菓子や飲み物も取り放題です。働きやすい環境を作って、スタッフの作業効率を上げるのがフィンランド流です。働きやすさでは世界トップレベルの国と言われているだけあります。学生たちも驚きの連続ながらも、なんとか自分の言葉で質問しようと頑張っていました。

その後、雪道を歩いて、オウルゲームラボ卒業生たちが設立したゲーム会社を訪問ワンちゃんが出迎えてくれました。学生たちは開発現場で一通り説明を聞いた後、開発中のゲームを試遊。ゲーム会社の人も自分たちのゲームで遊んでもらってうれしそうでした。やはりゲームは国境を越えます。


帰りの電車ではみんな爆睡。学生からすると見るものすべてが新しく、刺激を受けすぎたのかもしれません。なお、電車には食堂車がついており、そこで食べたサーモンスープは最高でした






 

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