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2021.07.30

ゲーム・クリエイティブ

プラチナゲームズ ゲームプログラミングセミナー

7月14日に、ECCコンピュータ専門学校にプラチナゲームズ様をお招きしてセミナーを行いました

コロナ対策もあり、会場となった教室には座整数の半数以下の学生が抽選で同席し、残りの学生はオンライン配信を隣の教室や自宅から見るという計画で、さらに当日は登壇される予定だった方の一人が訳あって自宅からの配信となりましたが、ゲーム業界もECCコンピュータももうオンラインの利用には慣れたもの。このご時世を体現するようなイベントとなりました。

まずはApple Arcadeにて好評配信中の『World of Demons – 百鬼魔道』を題材に業界の最新技術を講義。
将来、ゲーム業界で働くことを目指している学生も、まだまだ想像できないことも多く、少しでも知識や技術を得ようと食い入るように見てメモを取ります
この作品はUnityで作られているのですが、普段は自作のライブラリでイチから全てプログラミングして作品を完成させることを目標に頑張っている学生も、実際に現場で使われているUnityの技術やそのメリット・デメリットなどの詳しい解説に興味津々でした

セミナー中盤は、プラチナゲームズ様が考える、ゲーム業界に求められる人物についてお話して頂きました。
比較的誰もが想像しやすい内容からプラチナゲームズ様ならではの考え方まで、かなり詳しく説明されていました。
中には専門学校としては耳の痛い「学校の授業だけでは足りない。それを大切にして基にして、自ら学習していくことが必要」といった話もありましたが、私自身、ECCコンピュータの卒業生であり業界経験者でもあるため納得のできるものでした。これを学校の先生が言うのではなく、現職のプロから言ってもらえた学生は幸運だと思います

最後は質疑応答です。
ここでは、登壇して頂いたプロの方の学生生活の話など、比較的身近な、それでいてすごく参考になる話などもありました。
技術的な話や現場の話だけでなく、学生の間に、調べて学習するだけでなく、自ら考え、試行錯誤を繰り返すことの大切さなどを伝えてくださいました。

今回のセミナーを糧に、将来をもっと具体的に考えて、さらに精進していって欲しいと思います。
プラチナゲームズ様、ありがとうございました

2025年4月入学生用