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2022.02.04

ゲーム・クリエイティブ

先生は授業をするだけじゃない!日々の学生へのアドバイスをすこ~し紹介!

皆さん、こんにちは。
ゲームコース企画担当の高祖です👏

チーム制作や授業では『Slack(スラック)』という掲示板の様なツールを使って、先生から学生達へ重要な連絡事項や、勉強などの質問、学生がチームを組む為に募集を掛けたりなど様々な用途に使われます。

今回は私がゲームプランナー専攻の1年生に送ったアドバイスを紹介します!
先生はただ授業をするだけじゃなくて、こういうサポートも実はしっかりしてるんですよ~(笑)


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【気持ちに余裕を!】

3回目のチーム制作が終わりましたね。皆さんお疲れ様でした。
これからの制作で活かして欲しいなぁと思った事を書いてみました。

長文だけれど、時間のある時にでも読んで下さい。

人は得意な事・苦手な事、出来る事・出来ない事、好きな事・嫌いな事があります。いわゆる『その人自身(パーソナルとかパーソナリティ)』で、
最近では『個性』とも言います。
そして他人は自分からすれば『その人自身』ではありませんから、誰一人同じ『個性』を持つ人はいません。
「考え方」も「価値観」も「自分の中の正義」もみんなそれぞれ違います。
ですから言い合いになった時に『話し合えば解り合える』と考えるよりも『自分と相手は違うのだ』と思って話し合う方が解決は早いと思います。←私の持論ですが。
人は自分が正しいと思う価値観や考え方が相手と違ったり、共感してくれなかったり、否定されるとムカついたり嫌いになったりすることがあります。
そこから『話し合って解り合おう』なんて難しいし、時間が掛かるし、その事で悩んだりします。 ← 「なんで自分だけこんな悩まなアカンねん!」って思った事ありませんか?
でも『自分と相手は違う』ことを前提に話せば、『あぁ、この人はこんな考え方を持っているんだ。なるほど!』と相手の『個性』を認め、
『じゃあどうするか?』を気楽に考えた方が、イライラや悩む事も少なく気持ちにも余裕が持てるのでは?と思います。

上記の具体的な方法の1つとして・・・

1:相手の言い分をしっかりと聞いてあげる。(←先に聞いてあげる事が大事!)
2:自分の言い分をしっかりと聞いてもらう。(←先に聞いて貰っているので聞いて貰える)
3:お互いの1番譲れない部分を伝える。
4:2番目以降の譲れない所は譲歩する。

要はお互いの一番大事な所は譲ってあげれば、それ以外は意外と無くても問題無かったり納得するものです。

さて、少し未来の話をしましょう。

将来、ディレクターやプロデューサーを目指す人がいれば下記の内容も読んでみて下さい。
ディレクターやプロデュ―サーは人を動かす仕事です。
チームの『個性』を認め、理解していれば、その能力が最大限に引き出せる場所や仕事に配置して
ゲームの制作効率やクオリティにも大きく貢献が出来るでしょう。これを『適材適所』と言います。
この『適材適所』が出来るディレクターになる為には、相手の『個性』を理解する事がとても大事です。
気持ちを穏やかに余裕を持って、相手を良く見て・良く聞く事が相手の『個性』を理解する事に繋がります。
(普段の何気ない会話にも隠れていたりします。)
そして、その人の個性が伸ばせる仕事に誘導する事が大事です。
これはお互いに気持ち良く仕事が出来る環境(やる気やモチベーション)を生み出すことにも繋がります。
少し難しい話しをしたかもしれません。
でも近い将来、君達にとって必要な事だったので伝えておかねば!と思って投稿しました。
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勉強やチーム制作は大変だけれども、先生からのアドバイスや励ましを貰って頑張って欲しいと思います。

2025年4月入学生用