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ゲームカレッジの板庇です。

8月20日（火）～23日（金）にパシフィコ横浜で開催されたCEDEC2013に参加しました。

CEDECとは、コンピューターエンターテイメントデベロッパーズカンファレンスのことで、コンピュータエンターテインメント協会（CESA）の主催で開催されている日本最大級のゲーム開発者カンファレンスのことです。

受講者はゲーム開発に携わる方々が中心で、講義内容も「開発の成功事例」、「最新技術の報告」、「インタラクティブセッション」、「CEDEC AWARDS(技術面から開発者の功績を称えた表彰）」など多岐に渡るものでした。

今年のCEDECのテーマは、「BE BOLD!」
強烈な自己主張をもって、大胆かつ、果敢に開発に臨んで欲しいという願いが込められたものでした。講演では、実務経験に基づいた内容のものが多く、先陣を切って習得した最新技術や開発秘話などが貴重な話を聞くことが出来ました。

講演の締めとして、「情報を共有することで、ゲーム業界全体を盛り上げていきましょう」というセリフがいくつもの講演で聞かれ、ゲーム開発者の懐の大きさを感じ取ることが出来ました。

また、CEDEC AWARDSのゲームデザイン部門では、「新規性の高いメカニクスデザインと、ゲームクリエイターという職業の一般への周知に対する功績」が評価され、飯野 賢治氏（故人）が最優秀賞に選ばれました。ゲーム業界が過去の事例に対してもきちんと功績を称えている場面に立ち会えて感動的でした。

最後に、引率した学生達は次のような感想を述べていて、皆モチベーションが高まった様子が伺えました。



●ボランティア学生
・ゲーム会社に内定の決まった人達や、既に働いている方々と色々と喋る事が出来、仲良くなる事が出来ました。
・他の学校の生徒、各会社の内定者の方々とボランティアを通して交流ができ、色々な情報を交換することができたので、とても良い体験になりました。
・内々定者や入社1年目の方に話を聞いたり、就活のコツを聞いたりして自信になりました。
　Developers' Nightでは企業さんと名刺交換したり、どんな人物が欲しいか、どんなスキルが欲しいかなどを聞いたりしました。
・誘導が大変でしたが、DeNAのセッションにはグリーが、グリーのセッションにはDeNAの人が来ていて、興味深かったです。
・ボランティアとして働くことで、他のゲーム業界希望の方々や内定が決まっている方々から、知らない情報が得られると共に、最新の技術を見られたので、　企画のための知識が一段と増え、とてもためになりました。

●一般見学の学生
・今回CEDEC初参加でしたが、思っていたより有意義な話が効けて大変満足でした。今年は現行機から次世代機への移り変わりの大事な年なので、セッションの内容も次世代向けのものが多かったように感じました。今回得た技術を就職までに獲得（自分で実装）しておきたいと思います。この夏休みはセッションで学んだことを活かして、自分の力にしていきたいと思います。
・とっても勉強になりました。出来れば最終日は最終セッションまでいれたら良かったのにと思いましたが、それ以外は非常に満足でした。
・GPGPUなど、今実装しているところを聞けて良かったです。西川善司さんに会えて良かった。
・また行きたいです。もう1日長く滞在したかったです。クラスの仲間でよく知らなくてためらっている人に薦めたいくらい良かったです。



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